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小春日和

秋色自随黄葉老(しゅうしょく、おのずから、こうようにしたがって、おい)

  秋は木の葉が黄色を増すにつれて深まってゆき、

野懐常共白雲舒(やかい、つねにはくうんと、ともにのぶ)

  野山を愛する田舎人の思いは空にただよう白雲のように述べたいものである。

                成 廷珪(せい ていけい)元の時代(日本では、鎌倉後期ころ)

小春日和_b0013751_2333159.jpg
昨年、作った作品で、書道の師でありました、岡田東華先生にお手本をいただき一年後
の昨年の書道展に出展させていただいたもの。
習い始め、楷書は小学校、行書は中学校、草書は高校、かなは大学。
こうおっしゃったことが、今になり約10年経ち少しわかった。
そして、お手本を書いていただいたあとに、このとおり書くことは要らないですよ。
中西さんは中西さんの字で書いてください。と。
この言葉が、先生に気に入られる字ではなく、「書道」の心構えだということを教わったようです。「~道」とつくものは、形も大事だが、その心を形に表すことが「道」
なのかともおもう。
小春日和のきょう。
日が沈むと、一段と冷え込むが、空のまんまるお月様は、澄みきっていた。
by koudouan | 2004-10-28 23:27
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