カテゴリ:古歌におもう( 4 )

月あかりのもとで、心地よく。

仰看名月翻含意

俯眄流波欲寄詞
 李冶(りや)

仰(あお)ぎ看(み)る名月(めいげつ)、意(い)を含(ふく)んで翻(ひるがえ)り
俯(ふ)して眄(み)る流波(りゅうは)詞(し)を寄(よ)せんと欲(ほっ)す

空を眺めると明月は心あるかのように動き、
流れる水を見ていると美しい文章がわき起こってくる。

○流波~流れの波  ○詞~文章

今晩はお月さんが出ていませんが、秋は月と言われるように、夜の天(そら)の月をめでる
いい季節ですね。

月明かりの下で、しばし月を観て、酒盃をかたむける。
水が、岸にあたって、石に当たって流れが分かれ、模様があらわれ、みな音が聞こえる。

こんなところで、筆を右ってひとつうたい書きたいものである。
王羲之は蘭亭にて、心地よく書をしたためたというが、それにはおよばないが、楽しくやってみたいものです。今年はひとつ考えてみようかな~。
でも、大阪、東京の両N氏の場合は、ノートPCなんだろうな。
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by koudouan | 2004-09-09 23:36 | 古歌におもう

笑いの源って、いづこに・・・

あきのたの かりほのいほの とまをあらみ わがころもでは つゆにぬれつつ
天智天皇
小倉百人一首の第一首。
こよひ中に書き上げて、29日にみせて「よし」をもらえれば・・・
小倉百人一首のこの小倉(おぐら)の響き、小倉あん、小倉あんパン。
「京都 語源案内」帯には、『語起源(ごきげん)いかが』と書かれたこの本には、
小倉あんの由来は、嵯峨野に・・・、「なまになる」は、左舞になるって?「らちが
あかん」など、京にその語源があるとは。

もうひとつ、今読んでいる本は「笑いを売った少年」83ページまでよみおわった。
少年は、どんな賭けにも勝てる力を得て、富を手に入れることができるかわりに、
「笑い」を、契約により売ってしまった、そしてこの「笑い」が生きていくうえで不可欠なことを知り、笑いを取り戻す旅に・・・。という話である。
契約前の少年は、この笑いでみんなを和ませることができる、すばらしい笑い。
少年は、どんなふうに笑いを取り戻していくのか、続きが待ち遠しい。

さあ!もうすぐ、夏休み。
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by koudouan | 2004-08-27 23:18 | 古歌におもう

今宵は、七夕です。

旧暦の七月七日です。
先日から、また、万葉集(二)講談社文庫を読み始めたところで、
ノートに歌、ことばを書きとめた最初のことば「七夕」
秋の雑歌(あきのぞうか)1996に七夕とあるが、読みは、「なぬかのよ」であり、
「たなばた」ではない。
そして、2032 
 一年(ひととせ)に七日(なぬか)の夜(よ)のみ逢う人の恋も過ぎねば夜(よ)は更(ふ)けゆくも
解説に、七日の夜といえば七月七日をさした、とある。
タナバタは、タナバタツメ(織女)の略と。

今宵は、雲多く、雨が降る秋 七夕(なぬかのよ)でありますが、
むかしの伝説の景色が浮かびます。

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お昼過ぎ天王寺のお庭で、パシャ!「 石 」を写しました。
何かみえませんか?
つづきは、明日(あした)。
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by koudouan | 2004-08-22 19:46 | 古歌におもう

ここだくも。

夕影に来(き)鳴くひぐらし幾許(ここだく)も日毎(ひごと)に聞けど飽(あ)かぬ声かも
(万葉集2157蝉を詠める)
夕日の中に来て鳴くひぐらしよ。しきりに毎日聞くのに、聞き飽きもせぬ声よ。

今日は、お仕事も休み、
でも、少々ワタシの所有するクルマがちょっと、夏バテ?
クルマやさんに、修理を依頼し、お昼をいただき、帰路に
空は晴れ、いつもは通勤時間にしかのらない電車、昼間の電車に座ると、
食後ということも手伝ってか、これが気持ちいい、ゆれ、
このときばかりは、周りの雑音も心地よい(?)子守唄。
朝夕に電車にゆられるこのひとここだくも、日毎見れども飽かぬ奈良線の石切あたりからみる大阪のまちよ。

ここだくも日毎、聞けど、見れど飽かぬ○○がありますか?

きょう、メインページの画像に貼り付けたのは、滋賀のあるお寺のお堂の門にあったものです。いいでしょう!
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by koudouan | 2004-08-21 00:59 | 古歌におもう